私のH3年式はR12ですが、やはり漏れていました。 漏れの一番ひどかったところは、エキスパンションバルブのイコライザパイプ先端のOリングのところでした。 漏れ具合は、漏れ検出液で目視できるほどでした。
ガスが抜けきった状態で、上記Oリングを自分で交換したのですが、「これじゃ漏れるよなー」というような変形でした。 停止時の冷媒圧力はほとんど低下しなくなり、とりあえず冷媒は漏れなくなりました(完治したとは断定できませんけど・・・)。
masaさんの場合、とりあえずガスが抜けきったところで(強制的に抜くと法に抵触するので・・・)、上記Oリングを交換されてはどうでしょうか? サービスバルブのゴムも。 冷媒漏れを検出する液は、過去レスを参考ください。 たしか「エアコン不調」というトピックだったように思います。
ところで「ガスが完全に抜けたら真空引きが必要じゃないか!」とお叱りになられる方もいるかもしれません。 でも、R12の場合はガスパージでも大丈夫かもしれません(下記参照)。 ガスパージとは、冷媒ガスで冷媒間の空気を吹き出す方法です。
もし、ガスパージでよければ、エスコの通販を利用すればよいと思います。 詳しくは過去レス参考ください。 エスコは安いし、すぐに送ってくれますよ。 予算に合わせて商品を選んでください。 オークションを利用するのもいいかもしれませんが、ガス以外はそんなに高い物ではありません(高いと言い切る人もいる)。
***ガスの特性について***
私は専門ではないので正確な知識ではないのですが、冷媒は水と反応して腐食性の高い物質になるそうです。 比較的R12よりもR132の方が悪影響が強いそうです。 ちなみに、R12代替フロンはR132の性質に近いようです。
極端な話、水分はレシーバで吸収されるので、R12は少しぐらいの空気と同居できると思っても良いのではないでしょうか? エスコのカタログに載っていたのですが、R12システムにおいて真空引きする理由は、空気を抜き取るというよりも、水分を沸騰させやすくして気化して「水分を抜く」ことにあるようです(水は気圧が低くなると沸騰しやすくなる)。
それからたまに聞く話ですが、空気が入った状態だと常温で液化しないので、コンプレッサに負担がかかるとのことですが、フロンもコンデンサに入るまでは高温のため、どっちみち液化できてないように思うのですが・・・。
長くなってすみません。
偉そうに色々書きましたが、十分な実験を伴わない私見でありますので、責任は取りかねます。 もし私の見解に誤りがあるようでしたら、遠慮なくご指摘ください。 その方がエアコンに苦しんでいる皆さんの為にもなりますから・・・。 |
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